劣等感
元彼を見返したい。 悲しさや寂しさより 憎しみでいっぱいになった。 そうすることで傷が癒えた気がしていた。 あの男は、自信過剰?と思われる発言が多かった。 確かに 素敵なレストランを予約してくれたり サプライズプレゼントをくれたり 5年間に何回ありがとうって言ったかな。 周りからも羨ましがられてい... 続きをみる
復活の時
「一人になりたい。 山本ちゃをといると疲れる。 別れよう。」 ちゃを ちゃお? ちゃお☆ 私、元彼に そんな風に呼ばれたことなんてなかった。 あの時は、 内容とは裏腹な素っ気なさがショックで 勝手にいつも通りの呼び方で 「山本ちゃん」 って脳内変換して読んで 気づかなかった。 あー。 すっごい適当... 続きをみる
別れの時2
そうこうするうち、 元彼に振られて以来 初めての週末が来た。 仕事のある平日はまだ気が紛れていたけれど、 週末は無理だった。 今までお泊りデートだった週末を、 これからはひとりで過ごさなければいけない。 もう逃げられない。 振られたということから。 それも、 ひどい振られ方をしたということから。 ... 続きをみる
別れの時1
「私、山本は40歳を目前にし、5年間付き合っていた彼氏にLINEひとつで別れを告げられました。」 それは3ヶ月前。 あまりに突然で、 これが現実なのだと理解するのに1週間くらいかかった。 受け入れたくないというか、 考えたくないというか、 こうして文字にしたり口に出すことなんて とてもじゃないけど... 続きをみる